洗浄物の表面にドライアイスを吹き付けて洗浄します。
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- 圧縮空気を用い、ドライアイスペレットを噴射する。
- ドライアイスが高速で母材(対象物)に衝突する。
- ドライアイスの極度の低温(-78.9℃)による熱圧縮の効果により、付着物が急速に冷却され、割れやすくなる。
- 母材と汚れの間にドライアイスが入りこんだ瞬間気化し、その体積が750倍へ膨張変化し、この体積変化により付着物が洗浄対象物より剥がれる。
![ドライアイスメカニズム]()
ドライアイス洗浄のメリット
- 当社が使用しているドライアイスは硬度が低いため、対象物を破損させません。
- 装置や機械などを分解せずに洗浄が可能です。(水で洗浄できない場合にもおすすめです)
- 安全で衛生なクリーニングが可能です。
ドライアイス洗浄機の仕様
メーカー |
米国 Cold Jet, LLC 製
![Coldjet]()
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名称 |
I3 MICRO CLEAN |
型式 |
2AO169-G1-1 |
水を使う高圧洗浄機とは異なり、ドライアイス噴射部は濡れないため、精密機械の洗浄(配電盤内部)や自動車などのエンジンルーム、室内清掃も可能です。
エアブローとドライアイス噴射の比較動画
対象物を濡らせない場合などは、外観洗浄にドライアイス洗浄を使用する場合があります。
エアーブローでは落ちない汚れも、ドライアイス洗浄であればきれいになります。
当社では油汚れなど、ドライアイス洗浄が不適な場合にはおこなっておりません。
ドライアイス噴射が絶縁物へ与える影響を(国立大学法人)山口大学と合同で検証した結果、
当社では電動機内部(コイル)の洗浄には使用しておりませんので、予めご了承ください。