電動機整備・モーターメンテナンスのポイント


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長年の経験と高い技術力で ”より質の高いサービス” をこれからもご提供し続けます。

電動機整備 外観図電動機整備 工場内

 

稼働年数と信頼性の傾向

 産業では多くの装置が設備され、そのほとんどが電動機によって駆動されています。
その数は1工場あたり25000台を超える例もあります。
しかもその大多数は三相誘導電動機による駆動です。
なぜ三相誘導電動機が多く用いられているかは、構造が簡単かつ堅牢で、
保守に手間がかからず長寿命という長所を有しているのが主な要因です。

しかし、電動機の適用や使用方法に誤りがあったり、点検・保守に欠陥があると寿命を縮めたり
さまざまな故障を誘発してしまいます。

 図1-1は、某社における高圧および低圧三相誘導電動機 約6500台 についての故障状況(部位別)を調査した結果です。

電動機の部位別故障発生率

図1-1 部位別故障発生率   

調査対象電動機  
(1)出力 5.5kW以上
(2)台数 計 6481台
 高圧機   501台
 低圧機(かご型)   4644台
 低圧機(巻線型)   1336台

部位別の故障では、軸受、巻線部で75%を占めています。

以上の故障状況から
保守上のポイントは巻線と軸受部 にあり、
設置環境に適合した電動機した形式選定・環境の整備および
適正周期による点検・検査を実施することが必要です。

 

 

 

参考文献:山下 彊『電動機のメンテナンス』
サン印刷日本プラントメンテナンス協会
2pp

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モーター(電動機)をより長くご使用いただくためには、
定期的な保守点検やオーバーホールが欠かせません。


 初期故障期、偶発故障、寿命期でのトラブルを防ぐために、
 定期的な保守点検やオーバーホールが必要です。


 回転機の稼働年数と故障率の関係は過去の統計から、バスタブ曲線に沿うことがわかっており、
図1-2に示します。

  • 初期故障期
    製品の初期不良、設計上の欠陥により故障率が高くなる傾向があります。
    故障した不具合は徐々に修正されていくので、時間経過とともに故障率が下がります。
  • 偶発故障期
    製品の初期導入からある程度時間が経過すると故障率が安定していきます。
  • 寿命期
    製品寿命がきた状態であり、摩耗や劣化・損傷などにより、故障率が高まります。

電動機の可動年数と故障率のグラフ

図1-2 回転機寿命曲線

 定期的な保守点検やオーバーホールをおこない、
不良個所の早期発見をおこない故障率を低下させます。

 



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