回転機械の最適な整備技術
回転体のダイナミックバランス修正の流れを簡単にご紹介します。
輸送でのお持ち込みにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ダイナミックバランスとは?
ダイナミックバランスを身近なもので例えると・・・
・洗濯機の中の衣服がかたよることによる、洗濯機の振動
・タイヤ・ホイールのアンバランスによる、ステアリングの振動
回るものを構成している部品・材料が回転することにより
向心力(※遠心力)が発生します。
その向心力により、振動、騒音、ノイズ、最悪の場合は機器を破損させてしまいます。
ダイナミックバランス(動バランス)とは回転していくことにより発生するアンバランスを測定し、
対象物の適切な位置を除去や付加することにより、向心力・振動・アンバランスを最小限に抑えます。
※向心力と遠心力は厳密には異なります。
● 測定結果の一例
バランス修正をおこなった結果、かなりのアンバランスが解消されたことがお分かり頂けたら幸いです。
釣合いの良さの等級(G○○)は、小さければ小さいほど、
精度が高くなります。
参考のため、表を記載しておりますので、
こちらも合わせてご参照ください。
輸送でも受け付けしていますので、ご相談ください。
被試験体仕様 | |
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重量 ※左右均等荷重の場合 |
30kg~2000kg ※30kg~3000kg |
カップリングフランジ端面から右架台中心までの距離 (長さ) |
最大3500mm |
最短軸受間距離 | 70mm |
直径 | 最大1600mm |
軸径 | 15mm~240mm |
※形状・材質・重量によっては、バランス修正できかねない
場合もございますので、予めご了承ください